私は長くカナダに住んでいたため、フェアモントブランドには馴染みがあり、所謂ハイクラスホテルとして認識していました。今回の訪問ではこのブランドにマッチしないクオリティだと感じてしまいました。
ハード面は雰囲気良く、落ち着いて過ごせる空間として作られていました。
ソフト(サービス)面は残念でした。
スタッフさんの質にはバラつきがあり、受付スタッフさんには笑顔の方もいらっしゃいましたが、サービススタッフさんはお顔のお暗い方が多かったです。
お若いお一方だけ、カップの紅茶が減ったら追加してくださり、その際に残量の確認、オーダーの確認をしてくださいました。
他の方はドリンクの追加をしたくても、目を合わせて手や頷きで合図したくらいでは気付いていただけず、やや大きめに呼びかけないといけませんでした。フェアモントでこれは適切なのでしょうか。
また、ドリンクメニューで「これはブラックティーベースですか?」と伺うと、お茶の色を回答されてしまいました(写真映え観点での質問だと思われたのでしょう。その後「ブラックティーとは何ですか?」と聞かれたので回答しました)。「紅茶」と表現すると幅広に聞こえてしまうかと思って選んだ言葉だったのですが、一般的ではない用語だったのでしょうか。
客層は若く、立ち上がって撮影されている方や動画撮影されている方が多くいらっしゃいました。空間設計は落ち着ける設計なのに、何とも落ち着かない人の動きが許容されている点が疑問でした。
同フロアのお手洗いではメイクアップスペースにメイク用品や撮影用品を広げてゆっくりメイク等されたうえで、次にお手洗いに行ったタイミングでは撮影をされていました。
今時普通なのかもしれないですが、このクラスのホテルでは非常識に感じましたので、ホテル側でできることがあればご対応いただきたいです。
お料理はボリュームあり、ドリンクの選択肢も多く、楽しめる構成だったと思います。コストパフォーマンスは高いかと。
総合的には、お若い方へのハードルを下げ、多く来ていただくことに重きを置かれているのなら成功かと思います。目上の方等をお連れすることはできないと感じるフロアの印象でした。