けいいちめしさんのクチコミ一覧
投稿日:2026/06/22
博多 すし継
2026/06/18 ディナー

夜鮨おまかせ【極】キンキやノドグロの逸品や雲丹など全22品

利用日: 2026/06/18 ディナー
プラン名:

夜鮨おまかせ【極】キンキやノドグロの逸品や雲丹など全22品

  • 5.05.0
  • 料理・味55
  • 接客・サービス55
  • お店の雰囲気55
  • コストパフォーマンス55
  • ご利用シーンー
  • 5.05.0
  • 料理・味55
  • 接客・サービス55
  • 雰囲気55
  • コストパフォーマンス55
  • ご利用シーンー
博多駅からほど近いこちらへ、一度伺ってみたいと思っていたところ、ようやく機会に恵まれました。開店してまだ日の浅いお店と伺っていましたが、白木のカウンターには既に落ち着いた品があり、職人の方の所作からも、これまで積み重ねてこられたものが静かに伝わってまいります。15,000円のコースをお願いしました。
始まりはしじみ汁。出汁の輪郭が穏やかで、これから続く一皿一皿への期待を、無理なく整えてくれるような一椀でした。続くトロの手巻きは、海苔の香りと脂のほどけ方の重なりが心地よく、握りに入る前の一手としてよく考えられていると感じます。中トロ、すだち塩でいただく青ハタと進み、青ハタの白身はすだちの酸が品よく寄り添い、塩の塩梅も出過ぎることがありません。
玄ちゃんアジは、さすがにこの地で扱う鯵だけあって、身の締まりと旨みのほどけ方に説得力がありました。アマダイの松笠椀は、皮の香ばしさと出汁の優しさが同居しており、温かい一椀の挟み方にも流れの良さを感じます。いくらは青のりをのせて。粒の弾けるところに磯の香りが添えられ、過度に主張しないのが好ましく思えました。
車海老、赤身、漬けと握りが続き、漬けの加減は古典に寄りつつも重くなりすぎず、この日の赤身の質をよく見ているのだろうと推察します。ヒラマサの湯引き、アオリイカ、ウニと進み、アオリイカの包丁の入れ方の細やかさには、つい手元を見入ってしまいました。穴子はふわりと、けれど輪郭は失わず。タチウオの小丼は、香ばしさと飯の温度がよく合っており、終盤の満足感を静かに押し上げてくれます。
かんぴょう、いなり、玉と流れ、最後は止椀とデザートで穏やかに締め。お酒は伯楽星、醸し人九平次、そして地元の三井の寿と、土地のものも含めてよく選ばれており、握りとの相性に迷うことがありませんでした。派手さで惹きつけるというより、一皿ごとの丁寧さで信頼を積み重ねていく。そういう一軒だと思います。また季節を変えて伺いたく存じます。
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