“八坂の水”が支える一つ星の京料理 祇園で端正な四季を味わう【祇園 末友】(京都・祇園)

京料理の名店が数多く存在し、一流の料理人たちがしのぎを削る街、祇園。季節を問わず観光客で賑わう、京都を代表するこの人気エリアで、有名料亭出身の店主が真摯に季節を振る舞う一つ星の日本料理店「祇園 末友」をご紹介します。

八坂の塔の西に伸びる八坂通。

数々の料亭が立ち並ぶことで有名な激戦区のこの通りでも、建仁寺の南門の向かいに建つ「祇園 末友」にはひと際京都らしい趣が感じられます。“構えも料理の一つ”と考える店主が、日本の建築美にこだわり自ら設計したという店舗は、界隈の街並みにしっくり馴染む数寄屋造の風情ある外観がなんとも印象的。

 

打ち水がされた玄関を抜けると、まず出迎えてくれるのはお茶のおもてなし。

暑い時期には冷たい梅酒が振舞われるなど、食事前にほっと心がほどけるようなひと時が用意されています。

 

畳敷きの店内には白木の一枚板が美しいカウンター席を中心に個室の用意もあり、無駄な装飾を取り去った凛とした空間美に、まさに正統派の日本建築の粋が感じられるよう。

 

また坪庭や縁側、床の間の飾りや器に添えられるあしらいといった、目に映るそこかしこに季節が丁寧に表現されており、四季の移ろいを味わう喜びを演出しています。

 

店主の末友久史氏は有名料亭「祇園 丸山」で修行を積み、その後「祇園 花霞」の初代料理長を務めた若き名料理人。

「祇園 花霞」を退店した後に自身の名を冠したこの「祇園 末友」を開店するにあたっては、一年以上の十分な準備期間を設けたそう。

 

和食の基本といえる「水」の重要性を念頭に置いて、開業に際しまず取り組んだのが「井戸掘り」だったといいます。こうして得た地下40mから汲み上げる「八坂の水」が、この店の日々の料理を支えています。

 

 

歳時を大切に、節句や習わしに思いを馳せた季節のおまかせ料理を振舞っている同店。前述の「水」に限らず扱う食材全般に心を砕き、志の高い真摯な作り手から仕入れる旬の恵を用いているそう。

そんな心ある作り手による食材を、伝統を踏襲しながらも常に新しさを取り入れながら調理。店主・末友氏のゆるぎない京料理の技術があってこそ成し得る、チャレンジングな「末友」だけの京料理が生まれる所以です。

次々と魅力ある料理が供される中でも、工夫が施されたとりどりの美しい『八寸』はよく知られ、多くのゲストを魅了しています。加えて昼夜問わず満足感ある内容とボリュームで供されるお値打ちさにも定評があります。

京都、とりわけ祇園の街で四季の移ろいを料理で味わう贅沢な時間。店に一歩足を踏み入れ、出迎えられた瞬間から始まるその特別な時間は、「一期一会」の茶の湯の心を大切にする同店の精神の賜物と言えるかもしれません。

 

行き届いた心配りとおもてなしは、まさに一つ星を獲得している店ならでは。旬を感性豊かに切り取り表現した芸術のような料理の数々を、閑静な祇園の一角で堪能しませんか?

 

■基本情報
店  名:祇園 末友(京都・東山)
ジャンル:日本料理
住  所:京都府京都市東山区大和大路四条下る四丁目小松町151-73
アクセス:■京阪本線 祇園四条駅 … 徒歩5分
     ■京阪本線 清水五条駅 … 徒歩5分
     ■阪急京都本線 河原町駅 … 徒歩7分
詳細・予約はこちら

 

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